水利施設一覧
「鴨川第1段揚水機場」
340kwの電動機を4機設置し、琵琶湖の水を農地へと送水し、農業を支えています。
「鴨川第2段揚水機場」
95kwの電動機2機を設置し、第1段揚水機場からポンプアップされた水がここに集められ、さらに広域へと送り出す施設です。
「鴨川地区 水管理システム」
左図:水管理システム操作卓
右図:分水工局舎
水利施設を高度に管理・運営し、活用するシステムです。揚水機場や各分水工を、中央管理所から一括して制御し、集中管理によって水の有効利用はもちろん、末端の需要に相応した適切なバルブ管理による水の適正配分、さらに施設の保安・管理業務の省略化・管理費用の節減を実現します。
「取水塔」
琵琶湖沖合に建造され、導水管によって鴨川第1段揚水機場吸水槽に、琵琶湖の水を引き込む為の施設です。
「中井頭首工」
鴨川上流部にあり、鴨川から自然水を利用している水田への水を取り入れる施設です。
平成25年度台風豪雨災害や、近年の突然の大雨等による水量の増加によって、水流入ゲートから土砂が大量に入り込み、
かんがい期に通水が困難な状況になったことから、職員が迅速に対応できるよう平成28年に中井頭首工に監視カメラを設置しました。
平成29年度より、職員のパソコンや携帯電話から水門の遠隔操作を行えるように整備しました。
「除塵設備」
鴨川流域土地改良区では、受益地内の水路に除塵機やスクリーンを設置し、琵琶湖へのゴミや藻の流入を防いでいます。
除塵機が引き上げるゴミやスクリーンなどの管理作業は地元の方々に協力していただいています。
左図:鴨川第1段揚水機場リサイクル水路前除塵機(水位を検知して電動自動運転)
右図:鴨川第2段揚水機場除塵機(タイマー式電動自動運転)
水流式除塵機(水車の力を利用し、常時稼働)